2011年11月22日 (火)

tapcoのビンテージミキサー

とんでもないモノ買っちゃいました。

tapcoの1980年前後のミキサーです。
殆ど衝動買いで、「コレは滅多に手に入らないぞ!」て思ってしまったので。




Mixer1




tapcoといえば、数年前までは楽器屋さんでもよく見た、エントリーユーザー向けのお手頃価格のラインナップのミキサーや、モニタースピーカーなんかがあったと思われます。
そんな私もtapcoのミキサー持ってます。小さくて、十分なチャンネル数あって、音も同価格帯の某社よりはクリーンです(まぁどんぐりの背比べですが)。




Mixer4
大きさ比較。真ん中の小さいのがTAPCO MIX100。



ただ、TB-303やSYSTEM-100、ドラムマシンなんかをライブミックスすると、どうしても心地よく混ざってくれない不満があって、Mackie.のOnyx(初代、これもカッコイイから選んだ)も買ってみたものの、これはこれで味気ない感じもあって、イマイチ好んで使ってなかったのも事実。

オマケに、LogicPro上のミックスは限界だと前々から思っていてFostexのHDD MTRも買ったりしていた。最近もお世話になってるベテランの技術者に「ProToolsのバス・ミックスなんて有り得ない音質だ」て話を聞いて、「それはたぶん、Logicにも言える話だな」なんて思っていたりもしていた。


そんな中、TAPCOにElectro Voiceのロゴの入ったコンソール(ミキサー)を見つけた。
Electro Voice(以下エレボイ)は、PAでは有名なスピーカーのメーカーだけど、エレボイのロゴ入りの卓というのも洒落ている。
しかも、VUメーターも付いている(これがまた男心をくすぐる)。




Mixer2_2




Mixer3




で、TAPCOはMackie.の子会社だと聞いていて、最近は見かけなくなったけど、恐らくMackieに吸収されたと記憶しているが、このミキサーになんでエレボイのロゴなのかというと、もともとはMackieの人が作った会社がTAPCOで(レオ・フェンダーのミュージックマンみたいなものか?)、一時期エレボイに買収されて、結局Mackieに戻ったという歴史みたいだ。
つまり、このミキサーはエレボイに買収されていた時代に作られたものだということみたいだ。

買ったのは12ch+8chの合計20ch、アウトバス4つ、エフェクトセンドが1の2系統戻り、AUX1系統、それぞれのチャンネルにAUXセンド&リターン、アウトプットと、入出力は豊富なんだかどうなんだか解らないが、僕にとっては満足いく構成。
非常に明快な作りで、設置してから1時間で理解できた。いいねぇ、解りやすくて。ただし、半端なくデカくて、クソ重いです。重量は20kg以上だが、30kgくらい感じる。これ、メインユニットだけね。


早速、音を出してみる。TB-303とTR-606でテストしたんだけど、SNが思った以上というか、とても良くてビックリした。もっとヒドいものを想像していたんだけど・・・。
出音は素晴らしい!!よく古いMackieは太くていい、て言われるけど、こういうものか、と想像させるものがある。太いというよりは芯が強い。TAPCOという事でキャラクターは想像していたけど、カッチリした音。ミッドレンジの張りが良くて、古き良き音という印象。フツーに良い音です。
卓のEQは派手さは無いけど、微調整には役に立つ程度。

去年作った、ミックスに苦戦した曲を8chに収まるようにまとめて、パラ出しのミックスに挑戦してみた。コンプは一切使わずに送り出す。ちゃんと基準も0VUで調整して、そこからフェーダーと卓上のEQで調整する。LogicProではキックとベースのEQのバランスとか気を使いまくったし、ピアノをまとめるために色々EQに苦戦したけど、そんな苦労は要らなかった。ボリュームだけで、ちゃんとまとまる。
この卓でまとめて、2ch出ししてLogicProに戻す。
思った以上にクリーンに録れたのは感動だし、ピアノが鳴って欲しい鳴りで収まる。同時に、ソフトウェアのピアノだってバレるけど。嘘臭さが丸裸。実に良い事だ。
で、ミックスの混ざり具合だけど、やっと初めて満足できる結果が得られた。Logicだと距離感出そうとしても、質感とか解らなくなって薄くなるだけだけど、自然な距離感が演出できる。

LogicProのI/Oはmotuの828 mkIIだが、入力は少し余裕を持たせて、最後はSonnoxのEQとInflatorで仕上げ。いつもUADのNEVEとか使ってたけど、せっかくのミックスが台無しになり、まだInflatorの方が狙い通りで音圧が稼げる。UADは要らんな。音のアタックとかリリースがどうやっても悪い方に行く。とても不自然。


決して特別な卓じゃないんだろうけど、色々と気付かせてくれる面があるっていうことは、実力はあるのかな、と思った。いつかはNEVEの卓とか使ってみたいと思うけど、暫くメインコンソールとして活躍しようと思います。
会社が大変で作曲とかやろうととても思えなかったけど、凄くモチベーション上がりました。

近いうち、この卓でミックスした新曲をアップします。

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2011年10月27日 (木)

正しい(?)iPhone 4Sレビュー

最近、Yahoo!にリンクされてるテクノロジー系の記事は酷いモノが多い。
着眼点とか、本質を見抜く事とか、裏をとること、客観的なデータに基づく、だとかそれ以前に、日本語が成立してない記事(しかも大手テクノロジーサイト)なんかもある。
僕も美しい日本語とか文章は苦手なクチで、人の書いた記事を批判する資格は無いだろうが、それにしても読むに耐えない!
そんなゲンナリ感の漂いを感じていたが、「iPhone 4Sを買わないでiPhone5を待つ理由」みたいな記事のヒドさといったら凄いものを感じて驚いたくらい。
酷い記事にリンクは張らないのがポリシーなので、興味ある方は勝手に探して読んで欲しいが、ここで使ってみた感想を素直に書いておきます。

僕はiPhone 3GSからの乗り換えで、キャリアは引き続きソフトバンク。白64GBを選びました。

1,プロセッサ、メモリ、ストレージなど。
全体的なレスポンス感は非常に良く、特にネットのスピード感は感動するほど。2007年モデルのMacBook Proより、オリジナルiPadよりレスポンスは良く、iPadでネット見る機会が無くなった。
iPhone 3GSと比べると、アプリの起動、切り替え、カメラ・・・全てに置いて2歩以上早いレスポンスの良さ。描写性能も大変いい。

メモリは512MBという噂だが、そうだとしても「それが何か?」という印象で気にならない。メモリが足を引っ張っていると感じることは無い。
ストレージの64GBの安心感もいい。やっぱりストレージは多くて困ることは無し。
個人的に感じるのは(何度も書くが)、クラウドはクラウド、ローカルデータの保存はローカル、と使ってる人も住み分けしたほうがいい。
iCloudはデータのハンドリングの手間から開放するものであると思われるが、そうだとすればそれは違う。容量に制限もあれば、どこかで管理の必要は出てくる。無くなっても構わないならいいが、その判断、監視すら雲に隠れるようなモノが便利なのかと思う。
そう考える僕は、ストレージ容量の増強は大歓迎だと思っている。


2,画面、タッチパネル
iPhone5でなくて、画面が大きくならなくてガッカリだと皆が言うが、たかがあのサイズの画面がちょっと広くなったから何だと言うのだろうか?
iPhoneで我慢できなきゃiPadやラップトップ使えばいい話。製品としてのバランスが崩れるくらいなら、現行の画面でずっと行っても良いとすら思う。
それよりは、より小型の、iPhoneとiPadの中間の大きさのデバイスがあって、選択肢として用意する事の方が大事じゃないかと思う。

画面はキレイで満足。だいいちiPhoneの画面についてシビアな要求をする場面が考えつかないし、見苦しい印象を持たなければそれでいいと思う。

画面より、タッチパネルの精度の高さに感動した。最初にソフトウェアキーボードで打った瞬間に解った。4と比べてどうかは解らないが、3GSと比べて凄い性能の進化があったんだと感動する。
一番良かった点はタッチパネルの精度の高さとレスポンスの良さだった。


3,カメラ
かなり期待した機能ではあるが、思ったほどの感動はない、というのも正直なところ。
所詮はケータイのカメラなんだと再認識はしつつも、一方でケータイにしちゃぁ良い画になるな、とも思う。発表時のファースト・インプレッションとしては「場合によっちゃぁコンデジより面白いかも」くらいに書いてしまったが、やはり、デジイチ>>>コンデジ>>iPhone 4S>一般的なケータイのカメラ、くらいの差はあると思った。色々無理はしている印象。

それでも、もともとソニーの技術というのもあって、Appleのソフトウェア的な作りの上手さもあるのだろう、パッと見の画作りの印象はいい。専用カメラを忘れたときのピンチヒッターとしても良い働きをしてくれるだろうと思う。
カメラの起動も早いし、動画もそこそこイケる。ZOOMのハンディ・ムービー・レコーダーを夏に買った事を軽く後悔するほど。


4,ソフトウェア
日本語対応にはまだ時間が掛かる見込みのSiriは、「ああ、またいつもの音声操作の機能ね」くらいに思っていたけど、ちょっとしたメモを取るとか、手が離せないときの操作だとか、賢く近未来的で実に面白そうだと思った。これは対応したときには使ってみたいと思わしてくれる。
ユーモアたっぷりの受け答えも話題になってるけど、それもまたコンピュータらしくていいな、と。

iOS5に関しては、iCloudやLionほどのフラストレーションは今のところ感じていないが、恩恵に思う事も感じてない。新しい変換候補のアプローチは使いやすくていいな、ていうくらい。

iCloudは今のところ評価できない。あまりにもコントロール出来ないフラストレーションが大きい。
Mac OSにしてもそうだが、ちゃんとカスタマイズして使っていく余地も残して欲しい。


5,「ミュージック」アプリ
従来の音楽再生アプリの「iPod」(僕はiPod機能と呼んでいた)が「ミュージック」に。名前も改悪。なんか安直で頭の良くない感じがすると思う。まぁ、こんな事どーでもよくて、最悪なのが「ミュージック」のトップページの左上に「Store」のボタンが付いてる。これが最悪で、こんなボタン速攻で外して欲しい。僕は「アーティスト」から曲を選んでいくクセがあって、再生中からどんどん戻ってトップに戻ってくるんだけど、勢い余って「Store」押してiTunesに飛ばされる。これを毎日やって、「あ”あ”あ”あ”あ”!!」てなる。
Appleのお金儲けのためのトラップなのか、開発陣がバカなのか解らないけど、いずれにせよサイテーでユーザーは誰も得しない設計です。


6,デザイン、その他
デザインは現行が最高。2000年台前半のシンプルさとディティール感の良さを彷彿とさせる、美しいデザインです。黒もクールだし、白は可愛さと高級感を兼ね備えていて、どっちを選んでも満足ですね。
このデザインで性能の良いiPhoneが欲しかったので、4Sという形で出てきてくれた事はとても嬉しかった。

バッテリー性能は普通に使ってるぶん(ネット、通話、メール、音楽再生)には不満なし。1日も持たない人っていうのは、iPhoneに色々な意味で依存し過ぎ。
iPod Touchなり、iPadなりの使い分けとか考えた方がいい。こういう便利で何でも出来る機械持つと「コレ1台で何でも」という思考に陥りやすいが、大きな間違い。

総評。
ファースト・インプレッション時と総合評価は変わらず「3GSユーザーは買い替えて間違いはなく、4ユーザーは無理して買い替える必要なし」。
来年のiPhoneはメジャーアップデートと思われるが、基本性能の良さ、バランスの良さからすれば、来年のアップデートもそんなに意識しなくてもいいと思う。フツーに2年は問題なく戦える良い製品だと思う。一方で、「Must Buy」では決してない。所有欲が満たされるほどの説得力も実は無いのも事実。

選ぶとするなら64GBが一番いいだろう。カメラや動画は性能良くなったぶん、サイズも食うし、アプリも結構容量食ったりする。SDカードみたいな逃げ場も無いので、容量は慎重に選んだほうがいい。何を選んだら解らなくて、あまりお金が掛けられない場合は、32GB選んどけば後悔したとしてもダメージは少ないだろう。
16GBは止めた方がいい。「カメラなんか使わないよ」て思ったとしても、そこそこキレイに撮れるの解れば使いたくなるとは思う。

派手さはないし、細かいソフト面で不満はあるものの、ハード面では良い設計、クオリティでしょう。
トラブルもなく、安定もしている。迷うくらいなら、さっさと4S選んだほうが幸せです。

以上。


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2011年10月26日 (水)

MacBook Proが地味にアップデートされてた

ちょっと最近じゃ異例という気もする、地味なMacBook Proのアップデート来てました。
2月以来の更新ということで、よくよく考えれば短いスパンというワケでもないですが。

内容はCPUの100MHz(13インチ)200MHz(15インチ、17インチ)のスピードアップ、ストレージ増強(13インチ)、GPUの更新(15インチ、17インチ)、値下げ。

15インチ下位モデルのGPUメモリが256MBから512MBに増強されたのがポイントかな、と。
僕は8月にGPUメモリ256MBのモデル買いましたが、結局GPUに依存するような作業をしなかったので気にしない格好ですが、買うまで「256MBと1GBの差は大きいのかな」と悩んだので。

ちなみにいざ買ってみると、GPU周りは問題ないです。動画再生もストレスありませんし、まぁヘビーなゲームとかやらないので。ちょっとFinal Cut Proも触ったりしたけど、それも問題ない。

なので、今回のGPUメモリの増強された下位モデルは、上位モデルとスペック的に開きが小さくなった事でより選び易い印象があります。地味なアップデートなので8月に買ってしまったけど後悔する事もなく。
むしろLionプリインストールより10.6 Snow Leopardの方が嬉しいですね。アップデートする気も全くナシです。


GPUに関して思うことはあって、最近、会社のパソコンがリースのものに変わって、Celeronじゃなきゃ何でもいい、てオーダーしたらCore 2 Duoの3GHzで、CPU性能的に何のストレスも不満も無いけど、GPUがオンチップのもので、これが全然良くない。

処理的なフットワークは悪くないのに、描写がおっつかない。ちんたらメールの表示を消して・・・ブラウザの画面がズルズル出てくる。すっげー不愉快。
今はSandy Bridge世代なら内蔵グラフィックもそこそこ優れているんだろうけど、ある程度のグラフィック性能は確保すべきだなぁ、と思いました。

パソコンを購入するときは、CPU内蔵のグラフィック性能にも目を向けること、専用グラフィック湿布があるのかどうかも気を配ったほうが幸せかも?ていうお話でした。

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ジョブズ氏の伝記読んでる途中。

書店でも大人気っぽい雰囲気のスティーブ・ジョブズ氏の伝記はiPadで購入して読んでます。
まぁ、別に彼をリスペクトしてとかそんな意味合いは微塵もないけど、やっぱりiPadで読むのが”粋”だと思うのです。

世間では電子書籍の価格が高い、そもそも日本の出版の値段が世界と比べて高すぎる、なんて話もありますが、うー・・・・ん、安いとは思わないが、本って普段から高いなぁ、と思いつつ買うときは買うので、ビミョーなトコです。
とりあえずジョブズ氏の出版社は電子書籍を(本と同時に)間に合わしたのは、僕は高く評価できると思う。電子書籍に力入れてるフリしていつまでも電子版がリリースされない、なんて馬鹿な出版社あるし。
値段も問題ない事無いが、電子版に関しては手に入らない状況を作る事自体がナンセンス。しっかりやらないと。そういう意味でまず評価できる、と。

それともうひとつ。値段についても、音楽業界と一緒で、なんか自分達で決めた価値みたいのを見直さないと、いずれ淘汰される運命を辿るのではと考えている。
本当に欲しいものは買っておくけど、淘汰されようがどうしようが、それはそれでしょーがないのかな、てドライな気持ちで見つめておる次第であります。

ていうか、今に始まったことじゃないでしょ。
今回の出版社も決して良心的とは言えないが、必要以上に責め立てるような現象もどーなのかと。
Amazonのレビュー欄はちょっと場外乱闘的で違うんじゃないかと違和感を感じる。主張は間違ってるワケじゃないんだけど・・・。だからといって原著買え、とか論外。ジョブズ氏の意思?間接的にはあるかも解らんが、そんなの知らんがな、とも思う。


さてさて、ジョブズ氏の本。
僕は「スティーブ・ジョブズの再臨」と「iCon」、ウォズニアク氏の「iWoz(邦題:アップルを創った怪物―もうひとりの創業者...)」の三冊は読んでる。色んなジョブズ氏に関する本はいつの間にか一杯出ているけど、それ以外はどーでもいいかな。イノベーティブとか胡散臭いし。基本的に「iCon」と「iWoz」押さえておけばいーです。

で、本の方はジョブズ氏とウォズニアク氏が出会ってブルーボックスを売る辺りまで読んだ。
まぁ、ここまでは過去に知ってた話しが大体裏付けがジョブズ氏の回想によって取れてる格好ですね。
ただ、他人の解釈に誤解の部分とかあったりして、割とジョブズ氏は包み隠さず正直に話しているところは興味深い(本人の思い込み、思い違いはあるでしょーけど)。
読み進めるのが楽しみです。


いまのところ、何より面白かったのは、彼は「WindowsはMacを盗んだ」とか「AndroidはiOSを盗んだ」とか言うワリには冒頭で「われわれはどん欲にいろんなものを盗みました」ぐらいに書いてあって笑った。まぁAppleだって復活の時にはMicrosoftに助けてもらってる部分もあるし。
米国は水の掛け合いが好きなイメージあるが、仲良くやれよ、というくらいに見ていますが。

とりあえず、色々見えて面白いです。
でも、個人的にはウォズニアク氏の事について一般人には知ってほしいなと思います。


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2011年10月23日 (日)

Roland RH-IE3 レビュー

愛用のカナル型イヤホンの、AKG IP2が断線してしまいました。

最近、RolandのRH-300というヘッドホンが大変気に行っており、「このサウンド、カナル型で聴きたいなぁ〜」なんて思ってたら、ちゃっかりカナル型イヤホン出してるんですね、Roland。
IP2断線を受けて、ふたたび、ネットで評判などを調べると、これがまた悪くない。RH-300に似ている、という情報もあるじゃないですか。買うしかないじゃないですかぁ。




Img_0053
愛用しているRH-300。冷静さを持ったモニターサウンドながら、ドラムの押し出し感、分離感とか気に入っている。




同社には上位機種のRH-PM5もあったけど、恐らくRH-300とキャラクターが違うと思われる事と、値段的に冒険だと思ったので対象外とした。

AKGを引き続き使うこともテではあるけれど、RH-300を聴いたあとの解像感の物足りなさを感じていたので、RH-IE3に決めました。2万円以上なら試したい製品は幾つかあるけど、1万円程度なら他社で特に聴きたいものは無かったし。




Img_0051




で、この子です。
デザインはアルミが印象的。軽い感じでそんなに高級感は感じないけど。格好悪くはないのでヨシとしましょう。
装着感は、ガシッとハマる感はないですが、サクっと耳にぶっ刺せばそのあと不思議と安定するので、快適です。AKG IP2の圧迫感に慣れていたので、「こんなんでいいの?」て思っちゃうけど。
遮音性はまぁまぁ良いかと。不思議とIP2より外部の音が気にならない。音漏れも常識的な使い方(音量、MP3プレイヤー半分の音量程度)ならよほど静かな場所ではない限りは安心して使っても良いでしょう。


肝心の音。
最初聴いた時はガサガサした音で、「これはエージングしないとダメか」と思って、3時間くらい放置。
改めて聞くと、ガサガサ感は取れてまとまり出ました。

5時間くらいのエージングですが、実力は見えてるのでレビューします。

まずRH-300との差ですが、似てるけど別モノですね。
RH-300はもっとバランスいい。低域の量、質ともに一歩二歩リードしてるし、中域の存在感も程よく、高域のまとまりがあります。
RH-IE3は、高域がやや強い。SONYのMDR-CD900STを思い出させるキャラクター。あそこまで薄味じゃないけど、似てます。SONYはカナル型でCD900STを移植したようなモデル出してたけど、あれより全然RH-IE3の方が使える印象かつ似ている。
でもちょっとシンバルとかグサッと来る時がある。音量落としたくなる場面がある。この辺は個人的には好きじゃない点。

解像度は高めです。高域なんかはRH-300より見えるものがあるくらい。「こんなパーカッション混ぜてたんだ、こんなリバーブ処理してたんだ」という発見はある。
RH-300はミッドレンジの量感もあって音楽的だったり心地良い空気感があるけど、RH-IE3はその辺はあまり出てこないので、もっとタンパクでモニター的なキャラクターが強いです。

低域については、ある程度の量はあっても高域に耳が行って、あんまりズンズン来ないです。
ドラムのキックのビート感はある程度あっても、ベースラインなんかは潜りやすい。その代わり、キレはまずまず。見易い低域だけど、気持ち良さはない。


音数の多いアニソンなんかは、楽器の動きとか見えやすい。
RH-300はボーカルはちょっとオケに埋もるような印象はあるけど、RH-IE3はもっと前に出てきますね。どっちの方がいいかは微妙なトコだが、やっぱり別モノかなぁ、と。
RH-IE3でお薦めジャンルはアニソン、ポップスの鑑賞、楽器演奏のモニター用。DTMとかDAWのミックスとかには向くとは思えない。ロックにはミッド・ローあたりのふくよかさが欲しいし、クラシックやジャズだとハイがキツ過ぎると思う。テクノやクラブ/ダンスミュージックだとローエンドが足りない。聴けない事は無いが、こういったジャンルを楽しく聴くタイプでは無いのは確か。


欲しかったのはRH-300のローからミッドローの出方だったので、そういう意味では期待外れなトコはあるが、高域が特徴的ながらもバランスが取れたものは欲しかったので、「これはこれでいい」と思ってしまった。もっと高級機欲しいな、て思っていたけど、なんか逆にもう一度AKGのIP2買って2機種で運用しようかなぁ、とも思えてしまった。IP2のミッドレンジの安心感はいい。


性能はいいし、バランスも悪くないのはいいけど、やっぱりモニター・ヘッドホンで、楽器のプレイバック向けな性格が強いように思える。音楽鑑賞に向かない事はないが、あんまり面白い鳴らし方はしないので、iPodやiPhoneみたいなのと相性がいいかというとそうでもないか・・・。
一万円台でバランスの悪いイヤホン、ヘッドホンは幾らでもあるけど、決して破綻は無い安心タイプ。
それだけに、ミッドレンジのふくよかさ、だとか、ハイエンドのまとまり感など、もう一声なイヤホン。


最後に、左右どっちを耳に挿せばいいか分からなくなる事が多いけど、RH-IE3は左側に突起が作ってあり(下の画像)、指で簡単に解る親切設計。こういう工夫は素晴らしい。他のメーカーも見習うべき。




Img_0052


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2011年10月17日 (月)

iCloudとLionがダメダメな件

ジョブズ氏には申し訳ないけれど、iCloudとLionが何一つ合格点取れないヒドさで唖然としたので正直に書く。

ちなみにiPhone 4Sも届いたけど、これは素晴らしいスマートフォン。カメラも期待以上、性能も良いレスポンスで、タッチの精度もいい。とても優れたハードウェアで良かったけど、その分、iCloudとLionにはガッカリ感がとても強い。


まず良くないのが、iOS 5がLionを使うこと前提だということ。
Lion対応の環境が整いきれてなくて、ネットやメールやるくらいなら問題ないけど、仕事しなきゃいけない人はソフトの対応を待つ人も多い中、最新のOSしか対応できないって何それ?て思う。

<注>こっから勢い任せに書いているので、同期とか管理っていうコトバがガンガン出るが、クラウドはローカルデータをクラウド(Appleによれば空中にハードディスクがあるのとは違うらしい、なんだよそれ・・・)に置いておいて、端末がクラウドにあるものをいつでも参照出来て、基本はローカルにデータは無いですよ、というもの。だから同期というかコピーはしないし管理もしません、という概念だそう。ふーん。
なので、こっから出てくる同期という単語は、「参照」という意味に置き換えてください。


で、まぁiPhoneやiPadの母艦の古いMacBook Proがあるので、それはLionでいーやと思ってiCloud対応のために入れたら、iOS 5の写真の同期にiPhotoの最新版を買えと、それでまた何それ?と思った。
最初にiPhoto出たときから嫌いで、あの写真が全部ひとつの画面にガーっと並んでる姿が好きじゃない。
イベントとか読み込みの日付とかで分けられるけれど、それだったらFinderで管理したほうが話も早い。見た目はいいかも知れないけど、iPhoto立ち上げて写真を観るという利点が見い出せないので、iPhotoを使わなきゃ同期できない(フォトストリームを立ち上げられない)という姿がワケが解らないよ。
で、WindowsのiCloudのコントロールパネルならフツーにフォルダ指定で同期できんの。
Windowsの方がいいじゃん。Macの方が不便って何それ?
Web版にフォトストリームは表示されないor作れないっていうのも何それ?

オマケに、日本の場合、音楽業界の反発もあって、音楽系の同期がiCloudマターで出来ないというオマケ付き。iCloud、どう使えと??
結果、何一つ、しかもMacでiCloud使って有利な点って無いんだよね。おかしくね?


次に、Lion。これ、僕が使った中で最悪のMac OS。
Mission Controlの姿は見辛いし、Launchpadも逆に広い中にごちゃごちゃあって、これも見辛いわ選びにくいわ。だったらタッチパネルついたMac出せ、て話で。
で、iCloudはイマイチ利便性が解んなくて、finderも味気なくて見辛い。
インストールしたMacも性能的に古くなりつつあるのもあるけど、なんかモッサリしてるし、使ってて苦痛。

iPhoneでどんなに良い品質で写真や動画が撮れても、スマートに好きな場所に保存できないとなると、Macで管理する姿がなくなるのか、本当にAndroidケータイにしちゃった方がスマートなのか、という事を思い始めてしまった。SDカードも使えず、外部ストレージ扱いのマウントする姿もできず、中身のデータを普通は引き抜けないとなると、脱獄というテも嫌いなんだけど、そうでもしないとやってけないのかな、とも思い始めた。


Appleのハードウェア作りは良い状態で来ていて、まだまだ良くなるか維持していくかの安心感はあるけど、ソフトウェア作りは相当ヤバいと思っている。
Mac OSはバージョン上がる度に使い難くなっているし(10.5 Leopardが一番出来がいい)、Finalcutの騒動もあったし、音楽屋としてはLogicの次期バージョンやばかったら、という心配もしている。
AppleのiWorkとかiLife系もテンプレの見ためはキレイなんだけど、頭の硬いアプリばっかで、その辺もOfficeとか使った方が絶対思い描く仕事できるもんね。なんか楽して見栄張りたい馬鹿なユーザー相手にしてます、ていうの丸出し。その辺の変な文化引き継いでるのがBindだったけど。


まー、とりあえずどうしよ・・・。
もうメールとかもGmailとかにしちゃって、DropboxとかiExplorerあたり上手く使っていくしかないのかなぁ。

いやービックリした次第です。
ていうか、本当に僕はクラウドという宗教は合わないらしい。
頑固で頭でっかちなジジイなのかな、と思えて嫌なんだけど、

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2011年10月 6日 (木)

【追悼】スティーブ・ジョブズ氏 死去

本日、Appleの創業者のひとりであるスティーブ・ジョブズ氏の死去の報道を知りました。

56歳という若さで、コンピュータ、映画、音楽、携帯電話という広い分野に大きな影響を与えた人物が亡くなりました。私もAppleやスティーブ・ジョブズ氏の製品や姿勢、ポリシーを含めたファンとして、寂しい気持ちで一杯です。




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昨日もクック氏のプレゼン動画を観たあと、「何か物足りないな」と思ってジョブズ氏のiPhone発表時の動画を観なおしました。「この日を待っていた」で始まり、「革命的な3つの製品を発表します」と続き、「ワイドスクリーンのiPod、携帯電話、ネット通信機器」と紹介し、「実はこれらひとつ、iPhoneです」といいながら初代iPodにダイヤルをくっつけた画像を映し出すジョーク付きという物凄いプレゼンでした。なんか不思議と涙が出てきたんだけど、まさか亡くなっていたとは・・・。

Appleはこれからも素晴らしい製品やサービスをリリースしてくれるとは信じていますが、こんなプレゼンが出来る人物は居ないでしょう。もしかすると世界のどこかに凄い人が居るのかも知れませんが、こういうのを目にする事ができなくなるのは本当に寂しいです。


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僕がiBookを選んだ2001年からずっと、Appleの製品を使ってきました。
今や常に起きている間ずっと、Mac,iPhone,iPadのいずれのデバイスに片手は触れています。

ジョブズ氏については、2002年のiMac G4発表時に、「こんな凄いコンピュータを作るなんて、この人凄い!」と思って興味が湧きました。
それから、ネットや書籍を通して、ジョブズ氏の事を知りました。
魅力に思ったのは、芯の強い人物像で、意外と非常に人間臭い人物だったりするところでした。




Imac_jobs




ジョブズ氏に限らず、共同創立者であるウォズニアック氏もそうで、それがそのままAppleのDNAになっているけれど、「コンピュータを普通の人が手に入れて、それで色々なことができる」という事を、最も最善の方法で実現したという事が本当に凄い。
この考え方自体はホームブリュー・コンピュータ・クラブという集まりにあったもので、アラン・ケイのダイナブック思想も一緒の事なんだけれども、iPadが凄いのは、この基本に立ち返って具体化したということだった。

30年以上も変わらない姿勢で仕事し続けた芯の強さは凄いもので、こだわり抜く事、考え抜く事、妥協しない事、そういった信念が製品として現れているからAppleの製品を使いたいと思った。
今のApple以外の、他社同種製品みれば解るけど。ラップトップPCのキーボードなんかMacBookシリーズのコピーばっか。「流行ってるからこうしてみました」的な信念のなさ、考えの浅さ。そんな浅はかな製品なんて欲しいとは思わない。ジョブズ氏は「妥協するな」と有名なスピーチで言いましたが、僕も母親に「妥協するな」と教えられてきたので、妥協のないApple製品を愛用しています。そういう意味では(今のは知らないけど)Thinkpadも芯の通った製品で好きだったりする。


PowerPCを持ち上げて、Wintel陣営をさんざんこき下ろしておいて、PowerPCが期待に応えられなくなってIntelが「いいじゃん」てなったときに、あっさり手のひら返しちゃうような大胆さも好きでした。Apple復帰後の最高の決断はMacのIntel移行だったんじゃないかと思います。
信念と、それに裏打ちされた大胆さがあったからこその、この10年の快進撃だったんじゃないかと思います。そしてiTunes。これが成功したからこそのiPodであり、iPhoneであり、iPadだったんだとも思います。iTunesそのものっていうより、iTunes周りのシステムとか、「デジタルハブ」の構想が素晴らしかった。

そして、デジタルハブを超えて、(僕はあんま好きじゃないけど)クラウドへ。
「ジョブズ氏はクラウドに消えていく」なんて言葉を昨日、大前研一氏の動画で知ったばっかなんだけど、Appleのクラウド時代を宣言した翌日に、本当に消えていったジョブズ氏。去る時はいつもドラマチックなジョブズ氏。
カッコイイ人でした。本当に尊敬しています。さようならとは思いませんが、ありがとう、ご苦労様と言いたいです。

Wozjobs_2


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2011年10月 5日 (水)

iPhone4S雑感

超久しぶりのブログ。iPhone4S出たので。

製品名から解る通り、基本的にiPhone4のアップグレードという感じで、全く新しい製品ではない。
画面サイズ、解像度、デザインはそのままで、プロセッサやメモリ、カメラ等の内部の仕様の強化の側面が強い。iPhone4ユーザーが急いで機種変更する必要はないが、僕のような3GSユーザーだったら何のためらいもなく機種変更できる説得力は十分に思える。

個人的には、電話、メール、iPod機能と電車内やWi-Fiの届かないところでのネットブラウズくらいしか使ってないので3GSでも何ら不足は感じてないのだが・・・(iPadも持ち歩いているので余計にそう思う)。

ケータイやスマートフォンのカメラに多くは求めるものじゃないが、8メガピクセルと1080pの動画対応、楽しいアプリケーションの数々でカメラを使うのはより有意義なものになる予感がたっぷり。
性能的にも機能的にも期待が持てるし、iCloud、Apple TVなどの連携も頼もしい。写真を多くの人に見せるような人は、このあたりフルに使いこなせば相当の価値が出てくると思う。
徹底的に画にこだわれば一眼だろうけど、コンデジ程度ならiPhoneのカメラの方が面白いかも知れない。iPhone4Sになったことで一番魅力を感じるのはカメラ周りに思える。
そう考えれば64GBモデルの存在も頼もしい。派手に使わなければiCloudを活用すれば16GBでも十分ではあるが、多くの写真や動画を手元に残しておきたいのであれば、ストレージ容量はいくつあってもいい。いまのところ100ドルの違いだけなので迷う場合は64GBにしちゃったほうが絶対いい。

デザインについては、iPhone4登場時からカッコイイと思っていたので、そのままは個人的に嬉しい。もしiPad2やiPod Touchっぽいデザインで噂されていたiPhone5のみが出て廉価版として4Sなり4だった場合は機能や性能的に古くても後者を選ぼうと考えていたくらい。

画面のサイズについても、噂であったモックアップみたいに筐体ギリギリまで攻められると、手のひらで反応して誤作動しちゃうんじゃないかと思っていたし、デザイン的にも不細工なので、現状維持は歓迎。現状がベストバランスでしょう。或いはそういった問題の回避策が間に合わなかったのか。


ソフトバンクに加えてauでもiPhoneが選べるようになった。
これは単純に良い事だと思います。今までが異常だったとしか思えない。何も驚くことではないし、悲しむ理由も何もない。あとはdocomoでも選べるようになれば。imode(だっけ?)がどーたら寒い事言ってる場合じゃない。
ソフトバンクは回線が良くないと評判で、個人的にも大満足ではないが、2年前よりは改善の傾向でわざわざ乗り換えるほど切迫してないため、4Sも引き続きソフトバンクで使おうと思います。
逆にauに分散されてより回線が改善方向にいけばいいなと腹黒い事考えてみたり。


iPhoneで何ら不自由なく使ってきたので、他社スマートフォンもまるで興味が持てない。デザインは似たり寄ったりで、強いて言えばお財布ケータイがあれば便利かなぁ、程度。お財布ケータイも無くて困るものじゃないし。
唯一、INFOBARのスマートフォンはデザイン的に創意工夫があって考えてもいいかなぁ、と思わせる製品だと思う。
あとはnvidiaのtegraの進化などのプロセッサの動向は気にしている。

総評としては以下の通り。

・派手なアップグレードや革新的なイメージは無いが、堅実な進化ぶりを評価
・カメラ周りに魅力
・au歓迎、ソフトバンクも引き続きも安心した
・変なiPhone5出るくらいなら、出ないほうがマシ。何がガッカリ/不満なのか解らない。
・個人的には3GSの現状に不満はないが、4Sにしない理由も無いので乗り換えます(回線は引き続きソフトバンク、わざわざ移行するほどの理由もないので)


個人的にホクホクな感じです。フツーに7日、ソフトバンクの店で予約しようと思うけど14日に手に入るかなぁ。Apple Storeに並ぶほど欲しくないけれど、発売当日に手に入ればなと思います。

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2011年8月14日 (日)

MacBook Pro Early2011買いました

7月に MacBook Air(以下MBA)とOSX Lionが出て、じっくり検討した結果、2011年上旬に出たクアッドコア仕様のMacBook Pro(以下MBP) 15インチ(MC721J/A)を購入しました。
同じように悩む人多いので、購入までの経緯のレポートです。

・これまでの経緯と検討のきっかけ
これまで自作のCore 2 Quad 3GHzのコンピュータと、2007年モデルのMBP 15インチモデル(Core 2 Duo 2.2GHz)を使用していました。自作機は主に音楽関連の作業用で、MBPは外でのレコーディングやライブ、家ではネットなんかはこっちを使ってました。

1年ほど前にグラフィックチップが駄目になって(リコール対象のチップだったので無償交換)、ここ数ヶ月でファンが凄い音を立てるようになってきました。7月に出たMBAがこのMBPの2倍以上の性能があることも解り、「このマシンも古くなりつつあるな」という思いも出てきました。

もともと、2012年には買い替えを考えていましたが、ラップトップを使う機会も増えてきたので、ちゃんと検討していこうと思いました。


・買い替えの条件、候補機種
条件としてはGeekbenchのスコア2倍以上。多少届かなくても他にアドバンテージがあれば相殺。
MBPは熱が気になっていたので、熱の問題は重視。iPadでフラッシュドライブストレージのフットワークの良さは理解しているので、MBAかMBPの場合はSSDを採用する。
ディスプレイ、大きさ、重さは他の条件と併せて考慮。

候補機種は2010年型MBP、2011年型MBP、2011年型MBA。MBPは13インチ除外。2010年型MBAはCPUが非力なので参考程度。


・購入までのプロセス
SandyBridge搭載が予想された7月のMBAの発表まで待った。新しいMBAが思った以上にプロセッサーのパワーが強力で、13インチモデルは買う手前まで来ていた。

冷静に考えると、ストレージ容量がネックになる。iPadやiPhoneの母艦になることや、DAWを取り扱うので、128GBや 256GBはまだまだ厳しい。外付けHDDを使うこと前提では、MBAの魅力を出しきれない。一方MBPは、光学ドライブを外してSSD+HDDという構成も可能。
毎日持ち運ぶワケでもないし、MBP 15インチを持ち運ぶのは普通な事でもあるので、重さや大きさで致命的なマイナスとは考えなかった。

13インチモデルなら、総合的にはMBAの方が魅力があるので除外。
17インチも面白いと考えたが、店頭で持ってみて流石に重いと感じてしまった。

そんな中、ハイレゾ+アンチグレア仕様のMBP中古が同機種新品の最安値より安く出ていて、これに決めた。





Mbp15_1




・購入機種
Apple MacBook Pro 15インチ Core i7 2GHz (MC721J/A)
8GBメモリ
高解像度+非光沢液晶
500GB HDD→Intel 320 120GB SSD + 500GBに改造
Intel HD Graphics 3000/AMD RADEON HD 6490M
USキー


・決め手になったもの
とにかく、安くハイレゾ仕様のものが手に入るというお買い得感があったが、ポイントになったのは「メイン機として使うの?」ということだった。
メイン機として使っていくのであれば、ストレージ容量とCore i7のクアッドコアは大きな評価点になった。

また、Lionは店頭で触って使い心地の良いOSだとは思ったが、DAWをやることを考えると待てないと思った。MBPなら、SnowLeopard使い続けてもいいし、Lionを使ってもいい。この辺も何気にアドバンテージとなった。

逆にMBAで決め手とならなかったのは、ストレージ容量もそうだけど、発熱が気になった。性能的には大きく進歩したが、結構熱を持っている。MBAなら膝の上に載っけて使いたいし、使い心地の良さが重要な製品だと思うので、これは大きなマイナス点だった。
MBPにしろ、MBAにしろ、次の世代でも性能面でのアドバンテージをアピールしてくるとは思うけど、この先は消費電力の低さのアプローチに移っていくと思う。
そういう意味でもMBPの高性能を取る選択は悪くない気がした。

高解像度も良い選択。どんどん解像度の高いディスプレイが手に入りやすくなり、慣れてきているので、少しでも解像度高ければストレスも少ない。17インチには及ばないが、トータルなバランスはグッと良くなる。非光沢液晶も、もともとこっちの方が好きだというだけなんだけど、実際としては「どっちでもいい」が本音かな。光沢はシャープな感じが良いけど、目にうるさい印象もあり、どちらかというと非光沢液晶のほうが目の馴染みはいい。

USキーはMac10年使ってきて初めて。これはチャレンジだと思ったが、「住めば都」ていうし、見た目はカッコイイ。一度試す良い機会だと思った、というだけなのだが。

懸念もあった。ひとつはSSDは6Gbps接続ができる仕様だが、設計ミスかなんなのか、この辺に不安があるということ。まぁ、3Gbpsで手を打てばいい話なので、あんまり気にしないようにした。
あと、MC721Jのグラフィックが「専用チップ載ってるアドバンテージあるの?」ていうくらいショボい雰囲気なのだが、そもそもゲームとかやらない人なので、この辺も気にしないようにした。
CPUの周波数が低めだが、200-300Hz低い事によって困ることは何も無いと判断。2GHzでも十分速いよね、というくらいに考えた。

ちなみに、Windows機の選択肢が全くないワケじゃなかったけど、Windows機に移行することによる合理的な利点は特にありませんでした。本体価格が安い機種がある、という事くらいでしょうか。
Macで困ることありませんし、BootcampやVMware Fusionという手もあるし、10年間使い続けたものから離れる理由は無いですから。




・ファーストインプレッション
実は黒キーボードになってからのMBPは初めて。初めてのユニボディ・デザイン。
正直いえば、なんとなく古いデザインの方が高級感はあるような気がする。アルミニウムのギラギラ感を感じる。ボディのフチがシャープなのがちょっとトゲトゲしく感じる。
ユニボディの安定感とか信頼感はものすごい。コネクタ周りを痛めちゃいそうな不安とかは全くない。
キーボードの打鍵感は凄くいい。押していて気持ちいいし、押しやすく、押し間違えも少ない。キーボードはとにかく気に入った。

発熱は、ネット、メール、ちょっとした動画見たりした範囲だと思ったより熱くならない。少なくても2007年モデルより大分マシになった。ポカポカはするが、やってられないほどではない。
負荷が掛かるとそれなりに熱くなるが、通常運用なら性能いいなと感じさせる。

USキーだけど、実は2週間くらい使っているが、細かいところ・・・command、option、Controlキーはどうしても押し間違えてしまう。10年親しんでいたものから移ってきたトコなので、そう簡単には慣れない。特にControlキー。
しかしながら、MacのJISキーが結構変わった配列だったともいえるので、こっちに慣れておいた方がいいのかな、とも思う。今のところ、困る事はない。




Mbp15_2




SSD改造したが、やっぱり速い。もう他のマシンのスピードには戻れない。
性能面では何ら不満はない。クアッドコアとSSDはパワフルでフットワークよくて、ラップトップとは思えない性能の良さを感じる。
Intel Macになった時も凄いと思ったけど、それ以上の衝撃。

高解像度はやっぱり広い。
ドラッグアンドドロップの作業がやりやすい。LogicなんかのDAWでも地味に効いてくる。
CPUカスタマイズしたり、HDDやSSDの容量増やす前に、高解像度のオプションは真剣に検討したほうがいい。
画面の質は僕はよく解らないけど、何ら不満なし。2007年型(こちらは光沢)と比べると、まぁくたびれてる印象もあるけれど、2011年型非光沢は白が大分クッキリ白っぽい。グラデーションもより細かく再現できてる印象で、全体的な性能がいい気がする。


全体的に、買ってよかった。
僕はApple製品を使い始めてから10年経って、iBook Dual USB、PowerBook G4チタニウム、PowerBook G4アルミニウム、MacBook Proを経て、5代目のラップトップです。
常にAppleのラップトップとは二人三脚みたいな感じでやってきたので、このMBPと一緒に頑張っていきたいと思います。

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2011年8月 7日 (日)

Yogurt リミックスアルバム

結構大変な事になった。


僕がプロデュースした、Coppe'さんの「Yogurt」というトラックを使ったリミックス・アルバムがイギリスのBit-Phalanxからリリースされるようです。
その企画自体、Coppe'さんも含めて半信半疑でしたが、本当に出来ちゃって、しかも凄い量のトラックが上がっていて、嬉しいやら恥ずかしいやら。

今日、初めて触りだけ聴かせてもらいましたが、色々な解釈があって、中には鳥肌立つくらい凄いのがあったりして、大変なことになったなぁ、と。


極東の国でシコシコ作ったトラックが海を渡って、色んなクリエイターが僕のトラック弄ってくれるっていうのは妙な気分ですが、「やってやったぜ!」という気持ちもあります。

まだ正式なオリジナル・アルバム一枚も出してないのに、リミックス・アルバムが上がってくるというのもヘンな話と思いつつ、もっと色んな人驚かせるべく、頑張らなアカンなぁ、と思います。

また正式なアナウンス受けたら、ここでお知らせします。

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